アトピー性皮膚炎は、鍼灸をするとかなり効果的な疾患であります。

一番効果が上げやすいのは、湿熱型のアトピー性皮膚炎です。

水によく関係する肺、脾、腎が絡む病症です。

よくあるパターンは脾虚(胃腸が悪い)で水が体に停滞して、それが熱を帯びて出ます。

簡単に言えば、食べた物の毒素が体にたまり体表に出て来ているのです。

治療法としては、胃腸を整えて汚い水(毒素)を生み出さないようにして利尿、便通をよくして毒素を排出していきます。

過去に治療後すぐに茶色い小便をされた方がいます(熱性の毒素が排出された)。

経験した中で、時間がかかったのは脾虚なおかつ腎虚三焦実型です。

よくお付き合いさせて頂いた患者さんで鮮明に覚えているのですが、相火で肺が焼かれた状態でした(火→金、両肺兪虚)。

体を巡る組織液が熱を持ちすぎてアトピーが発生するのです。

その方は遠方で熱量が凄かったので、私の場合、漢方薬と併用して治療しましたが週に2,3度鍼治療したら漢方は必要なかったのでは・・・と思っています。

その他、風邪からなど、さまざまな原因で起こりますので、問診、脉診、体表観察などをして決定していきます。

アトピーは日常生活が凄く影響する病症です。

仕事が遅くて食事を寝る前に食べたり、ストレスがかかりすぎて甘いものやアルコールなどで発散したり、過労が溜まると出やすいのです。


2008.10.16 Thu l 臨床 l COM(0) TB(1) l top ▲

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